Cell Signaling Technology (CST) での新製品の開発と検証には、異なる技法や技術を持った多数のチームが関わります。このため、CSTの夏季インターンでは、バイオインフォマティクスから細胞培養や組織サンプルの染色まで、多様なプロジェクトを直接経験することができます。大半の学生にとって、CSTインターンシップは生物系ラボでの初めての経験となり、プロフェッショナルな(同時に楽しくもある)環境下でチームで働く初めての経験となります。
今年CSTは、2017年CST科学奨学金受賞者を含む、地元の大学や高校の36人のインターンを迎えました。インターンは、技術的スキルのみならず会社の成り立ちについても、科学者達による指導を受けました。インターンは、抗体開発パイプラインの早期スクリーニングや精製過程、アプリケーション試験、生産や標識などの後期の過程、さらにはマーケティングやITなどのビジネス部門へと、CSTの部署全体にわたって配属されました。
– Shannon Silva (CSTインターン、2016年科学奨学金受賞者)
インターンのプロジェクトの多くに共通しているのは、アッセイとプロトコールを開発し、最適化し、トラブルシューティングを行うことでした。これは、サイエンスの分野でキャリアを築きたいと考えているインターンにとって、実用的なレッスンとなったはずです。インターンのプロジェクトは、ウェスタンブロット、免疫組織化学染色、あるいはChIPチームの一部として、試薬や新製品の検証に貢献しました。他のプロジェクトとしては、細胞株の認証などがありました。これは、研究の信頼性と再現性を高めるための取り組みをさらに支援するものとなりました。
– Benjamin Rich (CSTインターン)
インターンシップは実験室以外でも行われました。結局のところ、すべてのCST製品の価値は、サイエンスのバックグランドを持つ人や持たない人、実験を行う人や行わない人を含めた、多様な人々の努力から得られるものなのです。このため、インターンの一部のメンバーは、経営上の意思決定に用いる市場分析、機械学習の実施、科学者のための新しい社内ITアプリケーション開発、プロテオミクスを用いての新規標的の発見などのプロジェクトで、そのスキルを発揮しました。
– Kienan Salvadore (CSTインターン)
インターンシップの終わりには、毎年恒例のインターンポスターデーで同僚に自分の研究結果を発表しました。科学に関する白熱した会話が弾み、夢中で頑張った夏の締めくくりとして、各人の努力を認めあう、楽しい一日となりました。
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