Lab Expectations | CSTブログ

CST、世界中で4月22日のアースデーに行われる「March for Science」に参加

筆者:Elias Witman | Apr 12, 2017

この記事は、2017年4月3日にMassBio Blogのために投稿されたものです。

科学は日々進歩しています。我々は、とっくの昔に地球のために行動を起こしていても良かったはずです。ラボのベンチで実験に励むこともあれば、公園のベンチでくつろぐこともある科学者のコミュニティーとして、私たちは全員が今年のアースデーに何らかの行動を取ることが重要であると考えています。

スタートアップ企業からグローバルな大手企業まで、実験科学における持続可能性はさまざまなレベルで重視されています。CSTでは、カフェテリアで廃棄される食材の堆肥化プログラムを行なっており、ラボの有害な化学物質を制限する対策も行なっています。当社の施設部はEHS (Environment, Health, Safety) への取り組みとして、安全性基準を維持しつつ、ラボ空間でのエネルギー効率を保つようにしています。当社は二酸化炭素排出量について細心の注意を払い、また代替エネルギーも積極的に採用しています。

このようなプロジェクトは、計画したり協力を得るためにかなりの労力が必要ですが、アースデーに行動を取るのはとても簡単です。近辺のゴミ拾い、植樹、自転車通勤、肉抜きの食事を楽しむなどです。今年は、もう少しレベルアップするチャンスがあります。今年のアースデーは土曜日であるだけでなく、アースデーが1970年に始まって以来最大の公共イベントが予定されています。

今年のアースデーは「March for Science」により歴史を塗り替えます。これは世界中の科学者や学生、科学に興味を持つ人たちに向けて「ラボから出て街に繰り出す」よう呼びかけているものです。地球温暖化を気にかけていますか?NIHの予算が縮小されていることを心配していますか?それともただ単に、絞り染めの白衣を着て、「科学パーティー!」と書いたボール紙のプラカードを持ちたいだけですか?メッセージを投げかける方法はあなた次第です。重要なのは、この機会に科学コミュニティーで結集し、科学的な裏付けに基づいた公的な呼びかけを生み出すことにあります。

この活動は勢いを増しています。米国では、幼稚園から高校生までの学生が、科学に関するメッセージをシェアしたり、先生と一緒に行動を起こしています。アメリカ科学振興協会のCEOであるRush Holt氏は、Science誌2月号に政治色の強い署名入り記事「Act for Science」を投稿し、行動を呼びかけています。実際、Cell Signaling Technologyの「March for Science」への参加は、弊社研究室の科学者の呼びかけにより始まりました。CSTは、ボストンでの行進に参加する代表団を組織し、さらに17日 - 21日には、地元の科学および環境非営利団体をサポートする「アースウィーク」を主催する予定です。

ワシントンDCで行われるメインの行進だけでなく、世界中でこれに付随した「シスター」行進が行われます。

以下は、Science Marchが公式に発表している声明です:

「私たちは科学者であり、科学を愛する者たちです。私たちは人種、宗教、性アイデンティティ、性的指向、能力、社会経済的背景、政治的視点、そして国籍を超えてここに集まっています。この多様性が私たちの最も大きな強みです:あらゆる意見、視点、そして考え方が科学的プロセスに重要です。私たちを結びつけるのは、科学に対する愛情と貪欲な好奇心です。科学はありとあらゆるところに存在し、誰もがその影響を受けています。」

あなたの会社でもアースデーの活動を計画したいですか? 
#ScienceMarchに取り組み始めた同僚がいますか?

4月22日のアースデーでお会いしましょう!

* 昨年のアースデーでは、オバマ政権のホワイトハウスが中国と気候変動に関する共同協定に署名し、COP21パリ協定を承認しました。

 

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