「自転車通勤で2時間以上?あり得ない!」こんな声が友人や同僚から聞かれました。通勤時間を片道1時間増やすなど、誰も行いたくないことです。さらに、都会の道やいくつの「死のロータリー」を考慮すると、ボストンからビバリーに自転車で行く良い理由を挙げるなどほぼ不可能です。しかし、CSTの従業員は、「皆で自転車通勤チャレンジ」を非常に重要なものと考えています。
ノースショアの中規模バイオテクノロジー企業であるCSTの熱心なサイクリング愛好家たちは、ボストンやケンダルスクエアの大企業から自社のレガシーを守ろうと毎年集結しています。
過去数年間、CSTは、従業員数500人未満の企業において、州全体で最も長距離を記録した企業のトップ3に入っています。CSTが通勤に代替交通手段を使えば報奨金やボーナス休暇を提供している会社であることを考えれば、この非公式の競争の中で好成績を収めていることは驚くことではありません。
CSTが、自転車を愛していることは間違いはありません。取締役員から夏季インターンに至るまで、CSTの従業員は、長距離のロードレーサーであり、週末にはマウンテンバイクでトレイルを走り、そしてボストン北岸の海岸道路を勢いよく駆け抜ける通勤者でもあります。この情熱は米国の従業員だけではありません。CSTの欧州オフィスにいるオランダ在住の従業員も、多くが自転車で毎日通勤しています。彼らのマイル数を加えることができないのが残念です。
「自転車週間」は、企業、地域社会、個人が職場への通勤または終業後に自転車を使ったマイル数を記録し、競い合うものです。こうして自転車週間の参加者は、「ハンドルを握ること以上のこと」を考え、非常に長い時間を通勤に費やすか、仕事を終えた後または週末に自転車に乗ってマイル数を稼ぎます。
CSTのチームである「Cell Cyclers」は、去年は2,691マイル数を記録し、同規模の企業の中で2位になりました。今年は最高の自転車愛好家の何人かが参加できなかったため、CSTはこれまで以上に積極的に取り組み、より少ない参加者でどのようにマイル数を伸ばすかを考える必要がありました。このため、参加者は、週末乗る距離を増やしたり、地元のライダーは遠回りして通勤したり、片道24マイル以上通勤したりしました。
毎日自転車で通勤するというのは、どのような感じなのでしょうか?個人的な話をしてみましょう。私は毎日の通勤に自転車を使っており (公共交通機関も併用)、年間を通して毎日13-15マイル走っています。冬はスノータイヤと雨天用ギアを、夏はバイクショーツと袖を切ったTシャツを利用しています。自転車週間が始まる前は、ボストンとビバリー間を2往復できればと思っていました。しかし、ボストン周辺にはCSTと同じカテゴリーに入る建築事務所がたくさんあり、競争が激しいので3日間続けて本格的なトレッキングを行い、CSTの合計マイル数に150マイル付け加えることができました。正直に言うと、12時間も自転車のサドルに座っていると痛みととてつもない疲れのため、炭水化物の摂取とソファに座って過ごす取る以外、何をする気力もなくなります。私は、結局合計212.5マイル貢献しCSTで1番になることができましたが、この週の最初はかなり出遅れており、「Cell Cyclers」の間では週の間中ずっと切磋琢磨していました。しかし、私だけではありませんでした。CSTは、自転車通勤の初心者から研究者までサポートしてくれる従業員をたくさん誘い込みました。しばらく自転車に乗っていないという人の中でも、朝早くにボストン郊外からの20マイルの通勤に付き合ってくれる人もいました。
CSTの「Cell Cyclers」は、今年の参加者が少なくなったにもかかわらず1,990.4マイルを記録し、従業員数500人未満の企業のうち3位に入るという快挙を成し遂げました。CSTの自転車愛好家が「また自転車に乗れるように」との思いから、自転車安全整備士による社内での無料自転車整備を提供しました。もう1つの報奨として、CSTのサステナビリティ部門は、このチャレンジの間自転車で通勤した日ごとに2倍の「グリーンポイント」を与えました。これは通勤に代替交通手段を使った報奨として、ボーナス休暇を取りやすくするためのものです。
全体として「Bay State 自転車週間」と「皆で自転車通勤チャレンジ」は、サイクリングを促進し、地域社会のつながりを構築するのに最高のイベントです。CSTは、来年の自転車週間を楽しみにしており、2,100マイルの壁を超えるという目標を立てています!
CSTの代替交通機関やその他のサステナブルな開発目標に関する詳細は、こちらをご覧ください。