免疫細胞は、病原体に対する免疫応答を発しているとき、例えば創傷治癒応答が開始されたときなどに急速に分割します。免疫応答の開始に必要なエネルギーの増加に対応するため、これらの細胞は、がん細胞と同様に、好気性解糖経路のような代謝経路を利用することができます。このことは、免疫細胞の代謝を理解することが、腫瘍細胞の挙動を理解する上で新規かつ実用的な知見をもたらす可能性を示しています。本ウェビナーでは、当該分野のエキスパートの演者が、この現象の研究動向を紹介し、がんとの戦いにおいて新しい治療戦略をいかにして開発するかを説明します。
ウェビナーでは、以下の内容をお伝えします:
演者:
Max Planck Institute of Immunobiology and Epigenetics
Freiburg, Germany
Trinity College Dublin
Dublin, Ireland
ウェビナー視聴後は、ぜひCellular Metabolismに関するページもご覧ください。またCST Metabolism brochureをダウンロードするか、代謝、オートファジー、がん治療法としてのAMPK経路基質の特定に関するウェビナーをご覧ください。