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地産地消:職場でのコミュニティーガーデン

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「地産地消」は2000年代前半に登場したトレンドです。「Buy Local」と書かれたトートバックをスーパーのレジなどで見かけたことがあるかもしれません。世界中で、地産地消の重要性について考える人が増えています。2005年に「ロカヴォア (地元産の食品のみを食べる人)」ダイエットと名付けられたブームが始まりましたが、これは半径100マイル内で育てられた食べ物だけを食べるという考え方です。地産地消の原理は、食物の加工や輸送にかかる「フードマイレージ」を削減し、環境を保護しようとするものです。これはまた、地元の農業や小規模事業を支えることにもなります。

当社の小規模助成金プログラムからも明らかなように、コミュニティーの成長に献身する企業であるCSTにとって、マサチューセッツ州ダンバーズにある本社で、従業員によるコミュニティーガーデンを開くのは自然な流れでした。

「ガーデンで一番気に入っているのは、9月の晴れた日の昼休みに新鮮な野菜を収穫することです」 - Julie Kenyon (財務部) 

当社のコミュニティーガーデン (菜園) は、グリーン委員会の発起のもと、従業員が主体となって、2012年に始まりました。この菜園は、最初の数年こそ数種類の野菜やトマトを植えた2つの揚げ床のみでしたが、その後数年をかけてゆっくり拡張してきました。Zach BruceとElias Witmanは、2015年にCST夏季インターンの助けを得て複数の約10 cm x 40 cmの揚げ床を完成させ、ガーデンの全面積は約36平方メートルとなりました。

ガーデンプログラムは、自宅の家庭菜園や親族の農場での作業経験を持つスタッフから、ガーデニングの経験のない人たちが知識を得ることのできる貴重な場所となっています。ガーデンの成り立ちは、数年をかけて進化してきました。最初の菜園では、社員食堂で出される食料が栽培されていました。2015年に個人区画として試験した後、2016年には共用化することになりました。

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「ガーデンで今年最も顕著に改善したのは、従業員の参加です。皆が外に出て泥だらけになりながら雑草に立ち向かったり、トマトを収穫するために必死になっている姿を見るのは楽しいものです。」Zach Bruce (フローサイトメトリー部・ガーデン責任者)

2016年、ガーデンでの作業は5月にスナップエンドウ用のつる棚を立てることから始まりました。このつる棚は、季節の終わりにはインゲンを育てるのに使われました。スナップエンドウはとてもおいしく、子供を持つCST社員に大人気でした。「うちの子はこれ以外の野菜は食べない」というような誉め言葉をよく聞きました。ブロッコリー、カリフラワー、スイスチャード、レタスも早期に植えました。各種ピーマンやキュウリ、ナスなどは6月下旬に植えました。揚げ床のそこここから、去年のトマトが思いがけず生えてきました。ガーデンの一区画全体をトマトに使いました。これらのトマトは、9月ごろ熟れ時になっていました。

コミュニティーガーデンは、従業員に健康的な有機野菜を提供するだけでなく、従業員が参加できる楽しい活動の場となっています。毎年、夏の灼熱がニューイングランドの秋の涼しい風に取って代わられる頃、たくさんの話や笑顔が交わされます。  

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あなたの職場や自宅に、小さな庭のスペースがありますか?窓際に置いたバジルやローズマリーの苗だけでも大きな満足感が得られます。食事を用意している時に、「この野菜は自分が育てたんだ」とふと気づく瞬間に勝る楽しみはありません。

CSTは、多様なコミュニティーガーデンや、地域コミュニティーや学校での環境教育やアクションプログラムを助成しています。下のボタンをクリックして、当社2015年企業社会責任報告書をダウンロードしてください。

CSTの企業社会的責任に関する詳細はこちら

 

 

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