Lab Expectation記事の刺激的な一年の始まりです。2021年はCSTブログに何を期待できるでしょうか?
平常通り、馴染み深い話題に別視点を加えて予想外のものをご提供したいと思います。例えば、2020年には多くの免疫学や細胞生物学の話題をご提供してきました。任務達成です!しかしながら、私が2020年の展望記事を執筆している時には、世界にこれほどSARS-CoV-2のコンテンツが求められるとは想像していませんでした。その当時は新型コロナウイルスの存在さえ十分には認識していませんでした。しかし、それが人生であり、私たちは自分が望む全てのプランを作成することができますが、現実の世界では必ず想定外のことが起こります。
2021年も研究分野のコンテンツに大きな前進がみられる年になりそうです。神経科学や神経変性疾患の分野には探究すべき課題がたくさんあります。Amyloid β、Tau、細胞タイプのマーカー、神経炎症、神経伝達、神経変性のアッセイなどのトピックを深く掘り下げていきたいと思います。世界中で非常に多くの人々がアルツハイマー病やパーキンソン病のような疾患に苦しんでいます。地域社会は、これらの患者さんの治療成績を向上させるために大きく前進してきました。しかしながら、そのメカニズムを完全に解明するためには、まだ多くのシグナル伝達経路を探索する必要があります。
昨年、細胞生物学の話題を取り上げた際に、代謝についても触れました。しかし、これは非常に大きなトピックであり、代謝のシリーズ記事を作成する必要があります。代謝は非常に多くのプロセスに関わっています。代謝ががんなどの疾患とどのように関わっているのか、代謝が低酸素状態や解糖にどのように関係しているのか、代謝の測定にはどのような方法が利用できるのかを見ていきたいと思います。
ゲームショーのホストのように聞こえるかも知れませんが、それだけではありません!
業界での賞、最新の科学的発見、継続的なCOVID関連のコンテンツ、地域社会への奉仕や還元の刺激的な機会など、様々な話題をご提供していきたいと思います。実際には、ここでは挙げられない多くの事件が起こるでしょう。ブログの編集担当として私が学んだことは、例え努力しても、世界では想定外のことが起こり続けるだろうということです。
読者の皆さん、準備は良いですか?冒険にご参加くださり、ありがとうございます。
Chris Sumner
Lab Expectations編集担当