たとえ幹細胞分野と海洋生息環境のような全く異なる自然の分野を研究していたとしても、科学は科学です。科学に根付いた企業として、CSTは私たちの生態系を守るために尽力している地域コミュニティの非営利団体の取り組みを尊重しています。
慈善活動から「実践的な」ボランティア活動に移行するために、CSTの Small Grants Program は、私たちの生態系を守りコミュニティを豊かにしてくれる地域の非営利団体をサポートしています。申請書は年に2度、従業員が主導する3つの委員会によって、コミュニティ助成、科学分野の教育、環境保全に注目して審査されます。
財務的なリソースに加え、過去数年のSmall Grantsプロジェクト受理者たちの多くは、従業員ボランティアプログラムを通じてCSTの従業員のためのボランティアイベントを主宰およびオーガナイズしてきました。CSTのSeaside Sustainability、Salem Sound Coastwatch との提携は、私たちのコミュニティとローカルエコシステムとのユニークな関係を見せてくれています。2018年夏、CSTの従業員達はボストンのノースショアにある海辺で、干潟酸性化と新入生物であるグリーンクラブ種の駆除に関する研究に参加しました。特筆すべきは、pHセンサーと機器はSalem Sound Coastwatchへの2016年の少額助成金で購入されました。Salem Sound Coastwatchは、CSTが湿地生息地での侵襲的なトウワタ駆除に毎年ボランティアを送り込んでいる組織です。彼らは、調査拠点の範囲拡大をおこなうために、エセックス、マンチェスター、グロスターにある拠点で毎月pHモニタリングをしている、Seaside SustainabilityにpHメーターの貸し出しをおこないました。CSTの科学者たちは、この科学的追及に積極的に参加し、数年分のデータが蓄積された暁には、データ傾向を評価することをたのしみにしています。