CSTブログ: Lab Expectations

Cell Signaling Technology (CST) の公式ブログでは、実験台に向かう時間に期待すること、ヒント、コツ、情報などを紹介しています。

ビデオ:ChIPにおける酵素法とソニケーション法の選択

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クロマチンの断片化は、クロマチン免疫沈降 (ChIP) 実験の重要なプロセスであり、ChIPの成功を左右します。クロマチンの断片化にはソニケーション法と酵素消化法があります。それでは、どちらの手法がご自身の実験に適しているでしょうか?これには多くの要素が絡み合い、判断が難しいことが少なくありません。それでは、問題点をより簡単にしてしまいましょう。動画をご覧いただければ、その方法をご確認いただけます。

この動画では、4つの質問を通じて、皆様の実験のニーズに適したプロトコールと、理想的なCSTのChIPキットを見つけるお手伝いをします。

  1. 解析するサンプルは何ですか?細胞ですか?組織ですか?
  2. どのような種類のタンパク質がIPの標的となりますか?ヒストン、転写因子もしくはコファクターですか? 
  3. サンプル中に含まれる標的タンパク質の量は多いですか?少ないですか?
  4. よく行われるクロマチン断片化の方法は、酵素法ですか、それともソニケーション法ですか?

多くの場合、酵素法とソニケーション法のどちらかを使用することができますが、この動画では、一方の方法が他方よりも優れている場合がある例もご紹介します。

これらの質問が解決し、実験を開始する用意ができたら、下記をクリックしてオススメのChIPキットを探してください!

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Kenneth Buck, PhD
Kenneth Buck, PhD
細胞生物学を学んだKenは、ラトガース大学で博士号を取得し、その後イェール大学でポスドク研究を行い、再生する神経細胞の細胞運動性に関与する細胞骨格の動態とシグナル伝達機構について学びました。CSTでは、他の科学者と協働してマルチメディアによる科学コミュニケーションを構築しています。ビデオのスクリプトを書いているときや、スタジオにいるとき以外は、Kenの庭ともいえる岩でごつごつしたマサチューセッツ州ノースショアで、同僚と共にマウンテンバイクを乗り回しています。

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