CSTは、climate pledge (気候変動に対する誓約) の3年目にあり、UN COP 21気候変動目標に対して、前進していることを誇りに思います。私たちが作る研究グレードの抗体や試薬の背景となっている科学は複雑かもしれませんが、気候変動と闘うための科学と方法論はとてもシンプルです。スケールは大きいですが、単純な引き算と足し算に行きつきます。
エネルギー消費の縮小による温室効果ガス (GHG) 排出の削減は、私たちのような会社が気候目標を達成するための方法です。私たちが加算と言うときは、植物を増やすことを意味します。すなわち、光合成の過程で二酸化炭素を吸収し酸素を放出する、成長の早い樹木を植えることです。植樹を通じた炭素隔離は、エネルギー消費を低下させる行動と直接組み合わせることで、良い戦略となります。エネルギー削減目標への進捗状況を追跡するために、私たちは、電気と天然ガスの両方の使用状況を、それらにかかった料金と、施設全体に装備した特別のセンサーを利用して追跡しました。
温室効果ガスの75％以上は、建物から排出されています。新しい建物が「ネット・ゼロ」建築基準法を満たすように努力する一方で、既存の建物でのエネルギー効率を改善することにより、より大きな効果を得ることができますし、そのような努力をすることが必要と考えています。より大きなエネルギー効率を達成するために、オフィス、実験室、教育施設を改善すべきことがたくさんあります。CSTは、ライフサイエンスを支援する地域の非営利組織であるMassbioで、フォーラムを主催しました。このフォーラムは、「ラボ・エネルギーの要点：青写真から導入まで」というタイトルで行われ、ライフサイエンス企業や、建築設計事務所、大手研究施設でエネルギー効率化が上手く行った事例を共有しました。
CSTは、米国マサチューセッツ州ダンバースとビバリーにビルを所有するため、目標を定め迅速に行動を起こすことが可能です。レンタル実験室の場合は、ライフサイエンス企業やヘルスケア新規事業に施設を貸している不動産管理会社にとって、省エネルギーは大きな課題です。
あなたの研究室、施設、またはグローバル拠点で、エネルギー使用に取り組むための行動を起こしませんか？もしあなたが米国にお住まいでしたら、州にもよりますが、地元の公共事業会社が 省エネルギープロジェクトに対しての補助金を提供している場合がありますので、連絡してみてください。EUにお住まいの場合は、エネルギー欧州委員会が、建物のエネルギー成績および効率改善のための融資についての情報を載せた、各国向けのページを持っています。
以下のリストを試してみてください：
- あなたのエネルギー消費量と温室効果ガス放出の測定から開始してください
- 再生可能なエネルギーの調達と実装を行います
- LED照明へのアップグレードを行います
- ドラフトの改造、または既存のドラフトで「扉を閉めよう」キャンペーンを行います
- 実験室の装置、照明、IT機器へのスリープタイマーの導入を行います
- 古いサンプルを廃棄して冷凍庫を一掃し、古いユニットを新しいエネルギー効率の良いモデルに置き換えることを考慮します
- 公共事業会社によるエネルギー監査の予定を立てます
- 空調設備のインフラのアップグレードを行います
- 新しい施設を設計する場合は、天然光を取り入れ、受動的冷暖房を取り入れるようにします
- 断熱性を改善し、二重窓を備えます
これらは、あなたに実験室における省エネルギーを考慮する際の、ほんのいくつかのアイデアに過ぎません。何か別のアイデアがありますか？どうぞ、コメントを残してください。
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19-BCH-64033 CSR エネルギー
