Cell Signaling Technologyは、以下のオンデマンド・ウェビナーを提供できることを誇りに思います:
高度に検証された抗体や最適化されたChIPアッセイを使用して、疾患におけるエピジェネティックマークやメカニズムを解析
Sayura Aoyagi, Ph.D, CST 抗体検証科学者
18年前に最初のヒストンアセチルトランスフェラーゼ酵素が発見されて以降、エピジェネティックス分野の研究は急激な進歩を遂げました。それ以降、エピジェネティックス (ヒストンアセチル化、ヒストンメチル化、クロマチンリモデリング、およびDNAメチル化) の基本的な機序、ならびに、がん、炎症、代謝、神経学的疾患に対するエピジェネティックの制御不全に関する知識は急速に深まっています。こうした疾患への影響は、がん原性の変異や、ヒストンメチルトランスフェラーゼEZH2やクロマチンリモデリングタンパク質ARID1Aなど、エピジェネティック制御因子の喪失が最近特定されたことにより明確に示されています。
クロマチンIP (ChIP) アッセイは広く使われているアプリケーションで、多様な種類の細胞や組織におけるゲノム全体のエピジェネティックス修飾やDNA結合タンパク質の局在化や存在量に関する多大な情報を提供してきました。このウェビナーでは、ChIPアッセイを行うときに検討すべき重要な要素をご紹介します。これには高度に検証された抗体、最適化されたプロトコールや試薬の使用、ソニケーションベースのクロマチン断片化と比較した場合の、酵素ベースのクロマチン断片化の使用のメリットなどが含まれます。